レベリングを開始する手順の流れを紹介します。
1. データを消去してもよい1Gバイト以上のUSBメモリをパソコンに接続します。
2. エクスプローラー等でドライブを選択して、右クリックでメニューを表示し、「レベリング」を実行します。
レベリングの設定パネルが現れます。
3.「レベリングを有効にする」をチェックします。
4. 仮想サイズと再配置の方針を設定して、適用をクリックします。
5. データを消去する警告画面が現れます。[OK]をクリックするとデータが消去され、レベリングが有効になります。
6. しばらくすると、自動的にWindowsのフォーマットの画面が現れます。好みのファイルシステムでフォーマットしてください。
(現れない場合は、ドライブをダブルクリックするか、右クリックでフォーマットを選択してください)
7. これで、レベリングが有効な状態で、通常のフラッシュメモリと同様に使用できるようになりました。ファイルの作成や、ベンチマークなどで、動作を確認してみてください。
8. パソコンからフラッシュメモリを取り外すときは、取り外す前に、必ず右クリックメニューから「取り出し」を実行してください。
9. いったんレベリングを有効にしたフラッシュメモリは、上記設定をもう一度行う必要はありません。パソコンに挿すと自動的にレベリングが認識されます。
補足1: Flash Drive Levelingがインストールされていないパソコンや、その他の機器ではデータが読み出せません。
補足2: フラッシュメモリのレベリングを解除するには、レベリングの設定パネルで「レベリングを有効にする」のチェックを外します。
2013年10月31日木曜日
2013年10月30日水曜日
はじめに
フラッシュメモリの高速化と長寿命化を実現するソフトウェア、Flash Drive Levelingを紹介します。
一般に、フラッシュメモリ(USBメモリやSDカードなど)の素子には寿命があります。また、安価なフラッシュメモリでは、ランダム書き込みがかなり低速です。Flash Drive Levelingは、フラッシュメモリへの書き込み時にデータ配置を最適化することにより、これらの欠点を緩和します。
フラッシュメモリの低価格化が進んでいます。外付けディスクの代用としてフラッシュメモリを使っている方も多いと思います。そのような場合に、Flash Drive Levelingはお勧めです。
実際にUSBメモリを性能測定した結果を示します。ベンチマークソフトは、フラッシュメモリの測定によく使われているCrystalDiskMarkです。
比較対象として、Flash Drive Levelingをインストールする前の測定結果を左に示します。
やはり、フラッシュメモリの特性上、ランダム・ライトが極端に遅いです。
Flash Drive Levelingをインストールし、レベリングの設定をして、測定した結果を左に示します。
ランダムライトが大幅に改善していることがよくわかります。
よく見ると、ドライブのサイズが小さくなっていますが、まちがいなく同一のUSBメモリです。ドライブ・サイズのからくりについては、後日に説明いたします。
最後に、測定で使ったUSBメモリは、こちらです。
一般に、フラッシュメモリ(USBメモリやSDカードなど)の素子には寿命があります。また、安価なフラッシュメモリでは、ランダム書き込みがかなり低速です。Flash Drive Levelingは、フラッシュメモリへの書き込み時にデータ配置を最適化することにより、これらの欠点を緩和します。
フラッシュメモリの低価格化が進んでいます。外付けディスクの代用としてフラッシュメモリを使っている方も多いと思います。そのような場合に、Flash Drive Levelingはお勧めです。
使用前 |
使用後 |
やはり、フラッシュメモリの特性上、ランダム・ライトが極端に遅いです。
Flash Drive Levelingをインストールし、レベリングの設定をして、測定した結果を左に示します。
ランダムライトが大幅に改善していることがよくわかります。
よく見ると、ドライブのサイズが小さくなっていますが、まちがいなく同一のUSBメモリです。ドライブ・サイズのからくりについては、後日に説明いたします。
最後に、測定で使ったUSBメモリは、こちらです。
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